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Writer's Note


編集長 島袋八起 

初回のメモでは批評的な視点の立ち上がりのようなものを、今回の書き下ろしでは高校生にもわかるような音楽批評の書き方を考えながら書いてみました。再版の成立はひとえに中村屋さんとみなさんの情熱のおかげです。情熱ってすごい。

石原茂和

当時20代で80s British Invasionにやられたオッサンは、ボカロのムーブメントはそれに匹敵できるものに成長できると考えています。なぜ音楽的にそれほど高度でもない曲たちがあれほど世界に広がったんだろう、なにが後押しに役立ったんだろう、僕たちは何を共有したんだろう。

まつとも 

自分にとってミクの声が一番素敵に、ミクらしく聴こえる瞬間はどんな時なのか、それはどんな条件で可能になるのか。それを言葉にするための試行錯誤が、良くも悪くもそのまま文章になっています。たとえ日本語が少々アレでも、紹介した曲を聴いてもらえればなんとなく伝わる!はず!

ja_bra_af_cu 

本稿の方は、文フリ6日前にやおきさんがボカロ評論誌をつくろうと言い出したのを、様子を見ていたらホントにやることになり、慌てて3日間でしあげたものです。自分でも本当に書き上げられるとは思わなかったのですが、意外に言いたいことが溜まっていたようです。なんでも挑戦してみるものですね〜。

死に舞(今井晋) 

もうかなり前に書いたからよく覚えていないけど、完全にカッとしてやったんだろう(笑)。やっぱユリイカのミク特集がなんというかキャラクターの重要性しか伝えてないことに違和感を感じたんだよね。まあ俺のミクに対する扱いもアマチュアの音源が聴きやすくなったことくらいなんだけどね。

シノハラユウキ

本当にこの雑誌は出来るのだろうかと思っていた時期が懐かしい。まさかこんな形で再販されるとは。いくつか紹介しそこねてしまった曲があったりはするものの、書きたいことは大体書いてしまった。この企画に参加できたことを感謝すると共に、今後のボカクリの活動を陰なら応援したい。

表紙 ころっぷ 

表紙を担当させていただいたころっぷです。
VOCALOIDといえばやっぱりミク!ということで、ミクを描きました。
ミク、というかボカロを描くのは久しぶりなのでちょっと新鮮でした。
ミクは色を塗るのがとても楽しいですね。